【Apple Event Oct’21】新製品発表会まとめ!

Appleは10月18日午前10時(日本時間19日午前2時)に、今秋2回目となるスペシャルイベントをオンラインで開催し、新型MacBook Pro、第3世代のAirPodsなどを発表した。
本記事では、イベントで発表された内容を時系列順にまとめていきます。
Apple Music - 新プラン「Voice Plan」




新しいApple Musicのサブスクリプションプラン「Voice Plan」。HomePod miniなどに話しかけて再生という使い方をする人向けのプラン。
すべてのApple製デバイスで使えて、あらゆる曲、プレイリスト、ステーションに、あなたの声だけでアクセスできます。
今年後半に提供され、月額480円。
HomePod mini - 新色登場
AirPods(第3世代)




空間オーディオに対応した第3世代のAirPods。新しいドライバが採用され、より力強い低音とクリアな音質に。(ノイズキャンセル機能はなし)
IPX4相当の耐汗耐水と、AirPods Proで登場したAdaptive EQ(耳の形に合わせて音楽を調節する機能)にも対応。
1回の充電で6時間再生が可能、ケース充電で最大30時間も利用可能。そしてケースはMagSafe充電に対応。
10月26日発売、価格は2万3800円。
Apple Silicon 「M1 Pro」「M1 Max」




M1チップを“プロ向け製品用にデザイン”にされた「M1 Pro」が登場。
M1 Proはメモリ帯域がM1の3倍、CPUパフォーマンスはM1より70%も速く。グラフィックパフォーマンスもM1よりも2倍速く(CPUコアは最大10コア、GPUコアは最大16コア)。5nmプロセスルールでの製造。




そしてM1 Proのさらに上位にあたるチップ「M1 Max」も登場。
M1 MaxはAppleが今までに作った中で最大のチップで、570億個のトランジスタと最大64GBの高速ユニファイドメモリを搭載。
メモリ帯域はM1の約6倍、M1 Proの約2倍。CPUコアはM1 Proと同じく最大10コア、GPUコアは2倍の最大32コア。グラフィックパフォーマンスはM1の最大4倍。
macOS - Final Cut Pro/Logic Pro
M1 Maxでは各コアに適切にタスクを割り振ることで高効率を達成しており、多くのProRes動画処理も可能。Core i9モデルのMacBook Proよりもさらに速く。
Appleの製作アプリもM1 Pro/Maxの性能を引き出せるようにアップデート。


Logic Proでは空間オーディオが作れるようになり、Apple Music向けにドルビーアトモスで曲をミックスし、書き出せるようになります。


FinalCut ProをM1 Pro/Maxが搭載された製品で動作させれば、8K ProRes動画を最大7本も再生でき、Liquid Retina XDRディスプレイ上で8K HDRビデオのカラーグレーディングが可能に。
新型MacBook Pro(M1 Pro/Max搭載)


M1 Pro/Maxを搭載した、14インチモデルと16インチモデルの新型MacBook Proが登場。
キーボードはTouch Barが廃止され、新型のMagic Keyboardが搭載。
そして、接続端子にHDMI、SDカードスロット、イヤホンジャックが復活。Thuderbolt 4ポートは3つ。


充電コネクタにはMagSafeも復活しThunderboltでも充電が可能。


横ベゼルは3.5mmと24%細く、カメラ周りは60%も細くなり、iPhoneで採用されているようなノッチデザインになっています。
ディスプレイはLiquid Retina XDRが搭載され、さらにPro Motionにも対応し、最大120Hzのリフレッシュレートでコンテンツの動きによって変わる可変式。最大輝度は1600ニトと極めて明るいミニLEDディスプレイ、HDRコンテンツの表示に最適化されています。
ウェブカメラの解像度がこれまでのモデルより2倍の1080pと高画質に。
16インチモデルは対角16.2インチのディスプレイ、合計770万ピクセル(3,024 x 1,964ピクセル)。
14インチモデルは対角14.2インチのディスプレイ、合計590万ピクセル(3,456 x 2,234ピクセル)。
前世代の16インチモデルよりも更に多いピクセル数です。




オーディオ面もアップグレードし、スタジオ品質のマイクが備えられ、鮮明な音を録音することができます。
スピーカーは2つのツイーターと4つのフォースキャンセリングウーファーの6基が搭載され、低音域を80%多く再生できます。以前には聞こえなかった音域も再生できるように。そして、これらのサウンドシステムは空間オーディオにも対応。




CPUにはM1 Pro/Maxが採用され、CPUパフォーマンスはCore i9搭載の前世代モデルの2倍。GPUパフォーマンスはRadeon Pro 5600Mの(M1 Proでは)2.5倍、(M1 Maxでは)4倍。
M1 Maxモデルでは、Final Cut Proで4K ProRres動画を最大30本も編集できます。8K ProRres動画なら最大7本も。
そして新しいMac Book Proは、Macではじめて高速充電に対応し、30分でバッテリー50%まで充電が可能となります。
バッテリー駆動時間は14インチモデルで17時間の動画再生が可能で前世代モデルより7時間長く、16インチモデルでは動画再生時間が21時間と前世代モデルより10時間も長くなります。




素材には再生アルミを100%採用。




14インチは23万9800円から、16インチモデルは29万9800円からで、10月26日発売です。
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